
碧南市
- 間取り変更
works
施工実績
寝室に布団を並べ、親子6人で寝ていた施主様ご夫婦。
人数が増えるにつれ、みんな一緒に寝るには布団が狭くなっていました。
そこで、一番上のお子さんに押し入れベッドで寝てもらい、スペースを確保することにしました。
しかし、寝室の問題点は、スペースだけではありませんでした。
窓を閉め切っていても蚊や隙間風が侵入してくる状況だったそうです。
冬は寒くて眠れないほど、隙間風が入ってきていました。それを防ごうと、ご自身で窓にビニールを張っていたものの、あまり効果は得られなかったようです。
窓には寒暖差による結露がひどかったそうで、壁のクロスが剥がれている所もありました。
また、頭上と足元にある窓は大きく、開けると子どもが落下しそうで心配でした。
寝室にあった3箇所の窓を全て撤去し、新たに断熱性の高い窓へ交換。
子どもたちが、よじ登って落下しないように頭上と足元の窓はサイズを小さくしました。
天井・壁のクロスを張り替え、床は既存のフローリングの上からフロアタイルを張って内装も一新!
これで安心して眠れるようになりました。
寝室に布団を並べ、親子6人で寝ていました。
窓のサイズが大きく、子どもが落下しないか心配!
窓からの隙間風を防ぐため、ビニールが張られています。
足元には、クローゼットと窓があります。
こちらの窓も開けると子供が転落する恐れがありました。
押し入れベッドを製作するクローゼットです。
クローゼットの前にも小さな窓がありました。
まずは解体です。
床と壁の境にある巾木と天井と壁の境にある廻縁(廻り子)を外しています。
クローゼットを解体し、窓枠を撤去しています。
クロスを張り替えるので、エアコンを取り外します。
クロスを張り終えたら元に戻します。
新しい窓が入り、押し入れベッドを製作しています。
窓のサイズを小さくしたので、窓下に新たな壁を作っています。
クロスを貼る前に下地の凸凹をなくすため、パテを充填。
新たな廻縁(廻り子)を取付けました。
押し入れベッドを艶消しの黒で塗装しました。
既存収納の扉も押し入れベッドと同じ色に塗り替えました。
ベッドの上下は収納として使用するため、造作した引違い戸を設置しました。
以前の床は、ダーク色のフローリングで、重く暗い印象でした。
床は既存のフローリングの上から、ソーマーク(のこぎり跡)の入った木目調のフロアタイル(サンゲツ WD-2129)を張りました。
濃淡のある色合いが、以前より明るい印象にしてくれます。
ベッドと既存収納の扉の色は艶消しの黒で塗装しました。
新しい窓枠も黒色で統一しました。
天井のクロスはサンゲツ FE76061。
濃い青色で、漆喰を塗ったようなデザインです。
壁のクロスはサンゲツ FE76341。
グレージュの塗り調デザインです。
どちらのクロスもホルムアルデヒドの発散を抑える機能と防カビ機能付き。
寝室にピッタリのクロスです。
押し入れベッドを造作しました。
ベッドの上下には引違いの扉を取り付け、収納として使うことができます。
ベッドに上がるためのハシゴは、安全に登れる高さや角度など試行錯誤しながら作りしました。
ベッドガードも作り、転落しないようにしています。
布団頭上の窓を屋外から撮った写真です。
既存窓の開口に、新たなサイズの小さい窓とアルミパネルを取付けました。
3か所あった窓は、三協アルミ マディオJに交換しました。
マディオJはアルミ樹脂複合サッシで、外部はアルミサッシで内部は樹脂サッシになっています。
そこに複合ガラスが組み合わされ、断熱性が高い商品です。
カーテンはニチベイ もなみ(プリーツスクリーン・ツインスタイル)を採用しました。
プリーツスクリーンは蛇腹状に加工された生地を上下に開閉して使います。
ツインスタイルは上下で違う生地を組み合わせます。
自分の好きな位置で上下の比率を決められるので、当店で人気の商品です。
プリーツスクリーンの上の生地は、M5175(ベーネ ベーネアイボリー)を採用。
ベーネは、ベールをかけたような淡い透け感のシースルー生地。
一般的なカーテンのレースのような役割です。
光が入りすぎる場合は、下部の生地を少し上げて、光の入り方を調節できます。
下の生地は、M5141(クルル カフェブラウン)を採用。
クルルは、外からの視線や光を遮る機能を持つ、遮光生地。
全部閉じれば、プライバシーを守ることができ、寝室にピッタリ!
真っ暗になるのがイヤな場合は、上部の生地を少し下げて明かりを取り入れることもできます。