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キッチンリフォーム

キッチンをすっきりとかつお洒落に見せたいなら、背面収納を取り入れることがおすすめです。背面収納には、ニトリやIKEAなどのお店で売られている食器棚の既製品を採用するか、キッチンメーカーのカップボードを採用するかどちらかの方法があります。

また、カップボードと造作の棚を取り付けるという方法もあります。個性的でよりお洒落にこだわりたいなら、造作で収納を取り付けることがおすすめですが、費用がその分かかるので、優先順位をしっかりとつけて決めましょう。

吊戸棚をつけて収納量を増やすこともおすすめです。吊戸棚は、キッチンの天井付近に棚をつけて収納をします。天井付近になるので、出し入れがしにくいということがデメリットにはなりますが、この方法は、比較的他のやり方よりも安く済み、キッチンのスペースを広くとることができない方にとってはおすすめです。

キッチンには、調理器具以外にもいろんなものが溢れる場所になります。ストックしておくお米やお水、食料やお菓子、季節ものの鍋やホットプレート、家電製品などたくさんのものがあります。これらをシステムキッチンの収納に前部収めようとするのは至難の業。キッチンの収納だけでは収まりきらないという方には、パントリーを増設することをおすすめします。

パントリーは、家のどこに配置するかで使い勝手が変わります。また、収納の棚の高さや奥行、広さによっても使いやすさが変わるので、パントリーに収納するものや使い方をしっかりと考えたうえで、計画をすることをおすすめします。

築30年、40年のキッチンを使っている場合、最新のシステムキッチンに変えるだけで、狭さが解消されることがあります。

古いキッチンの場合、収納が観音開きの扉に、区切りのない収納になっているため、狭いキッチンがさらに狭く使いにくく感じられてしまいます。ですが、最新のシステムキッチンの収納は、開き戸になっていることが多く、物を引き出して取ったり収納したりできるため、今までデッドスペースだった部分を効率よく使うことができるようになります。

キッチンの間取りを変更する方法も狭さを解消させる1つの手段です。例えば、I型キッチンをL型キッチンにすることで、収納スペースや作業スペースがぐっと広がるため、複数で調理をしたい人にとってはぴったりです。

3口コンロを使っている場合、手前に2個、奥に1個という配置で、3つのコンロを全部使おうとすると、大きなフライパンはおけなくなってしまい結局2つしか同時に使えないということが多々あることでしょう。でも3口の横並びコンロにすれば、間口に余裕が生まれるので、使い勝手のいいキッチンになります。

3口横並びコンロにすると、コンロの幅が広くとられるため、シンクの大きさや作業スペースが狭くなってしまうため、キッチン全体の横幅を十分に確保できる人にはお勧めのやり方です。

キッチンの中で、一番掃除が厄介でしたくない部分が、レンジフードです。なぜなら、油でギトギトになり、掃除するのが大変だからです。でも、最新のレンジフードは、メーカーや商品によって、汚れが付きにくい設計になっていたり、お手入れが楽になるシンプルな作りになっていることがあります。キッチンを選ぶ際は、お掃除しやすいレンジフードを選ぶようにするといいでしょう。

ガスコンロよりもIHの方がお手入れはしやすいです。ガスコンロの場合、五徳や凹凸がたくさんあるため、毎日手入れをしていても、焦げや汚れが付きやすく汚れやすいです。一方で、IHは表面がフラットで、サッと拭くだけで済みます。焦げが付きますが、すぐに落とせるので、お手入れを楽したい方は、IHを選ぶといいでしょう。

水や油などを多く使うキッチンでお手入れをもっと楽にしたいなら、キッチンの壁やシンクの素材にもこだわるといいでしょう。ステンレスや人工大理石は、他の素材と比べて汚れが付きにくく、お手入れがしやすいので、おすすめです。メーカーによって素材が異なるので、ショールームに行って説明を聞いてみるといいでしょう。

キッチンの高さは、一般的に「80cm」「85cm」「90cm」「95cm」の中から選ぶことができます。一部のメーカーでは、2.5㎝の間隔で高さをそろえていることもあるので、注意しましょう。

自分の身長に合ったキッチンの高さを割り出すには、「身長cm÷2 +5㎝」です。例えば、160cmだった場合、160㎝÷2 +5㎝＝85㎝になります。高さが合わないキッチンを使い続けると、低すぎる場合は腰が曲がる姿勢になりやすいため、腰痛や肩こりが起きやすくなります。一方で高すぎるキッチンの場合は、食材を包丁で切る際に力が入れにくくなるため、怪我をしやすくなります。自分に合った高さを見つけてみましょう。

上記の計算で自分に合った数字は割り出せましたか？上記の数字で出たものを採用してもいいですが、1点だけ注意です。キッチンで作業をするときに履いているスリッパの高さや、まな板の厚さも考慮しておきましょう。

足のむくみをとったり、足を細くさせるために、厚底のスリッパを履いている奥様方がいらっしゃるかと思います。その場合、そのスリッパの高さを考慮したうえで、キッチンの高さを決めるといいかと思います。