西尾市で犬や猫が滑らない床リフォームの値段は?床材別で紹介!
西尾市でリフォーム&リノベーションを行う「こもれびデザインホーム」です。
犬や猫が家の中で元気に走り回っているのは嬉しいですよね。
でも、床材は滑りやすいものもあるから、見てると危ない。
そこで今回は、愛犬や愛猫が安心して遊べる、滑らない床リフォームについて紹介します。
床材別での値段や費用もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
そこで、今回はペットにとって安心安全な床リフォームに関して解説していきます。
どんな床材にすればいいのかなど、参考にしてみてください。
犬と猫と暮らしていると出てくる悩み
人間と違って、犬や猫などの生き物は、体型も違えば、歩き方も違います。しつけでなんとか言うことを聞かせるようにはできますが、人間のように暮らすことはないので、一緒に暮らしてみると、色々な悩みが出てきます。
犬と猫が床で滑る
犬や猫は、年中家の中を元気に走ったり跳ねたりしますよね。滑りにくいように肉球と爪が付いていますが、床がフローリングやフロアタイル、大理石などのつるつるした床では滑って怪我をしてしまう恐れがあります。特に骨の細いトイプードルチやワワなどの小型犬は、滑った際に足腰に力が入るため、足腰を弱めてしまうケースもあります。いつも楽しそうに駆け回って滑っているように見えますが、知らず知らずのうちに足腰が悪くなって歩けなくなる場合もあるので、今の床で滑っている場合は、注意が必要です。
また、シニア犬やシニア猫の場合、肉球が乾燥してしまい、足腰も弱まっているので、若い時よりも特に滑りやすくなっています。高齢のワンちゃんネコちゃんがいるご家庭は、床のリフォームを早めに検討して、より長くワンちゃんネコちゃんが歩けるようにしてあげましょう。
滑ることによって起こる病気や怪我
よく滑る床でペットを飼っている場合、ワンちゃんネコちゃんがこのような病気や怪我になってしまう場合もあるので、注意しましょう。
- 腰痛
- 関節症
- 膝蓋骨脱臼
- 椎間板ヘルニア
- 股関節形成不全
- 股関節脱臼
床が傷つく
ペットを飼っていると、どうしても爪やイタズラなどで床が傷だらけになって見た目が悪くなりますよね。 容赦ないイタズラをするので、床がすごい状態になることもあります。床に傷がついた状態で放っておくと、腐食したり、ささくれやトゲなどが刺さって皮膚を傷つけてしまったりして危ないので、そのままにせず、床のリフォームをすることをおすすめします。
床がおしっこなどで劣化する
おしっこなどの排泄物や食べこぼし、飲みこぼしの水分が床に浸み込んで劣化することもあります。劣化した状態を放置すると、下地や構造体まで水分が浸透し、カビが生えたり、腐食して床が抜けてしまう恐れもあります。床が濡れた場合は、放置せずにすぐにふき取ることを意識したり、防水の床にするといいでしょう。
掃除が大変
ワンちゃんネコちゃんと一緒に暮らす場合には、排泄物や食べ物、いたずらなどで床が汚れるのは当たり前というスタンスでいるといいでしょう。床が汚れた場合、掃除をするのですが、掃除がしやすい床にするということも考えておくといいでしょう。掃除しやすい床だと、清潔な環境を整えることができるので、ペットだけでなく、一緒に暮らす人にとっても衛生的で気持ちのいい空間にすることができます。
愛犬愛猫のためにできる床材リフォームとは
上記の悩みは、リフォームをすることによって解決できることが多いです。無理や我慢をしていると、自分にとっても、大事なペットにとっても悪影響を及ぼすことになりかねません。では、どんなリフォームをすればいいのか、愛するペットのためにできるリフォームをご紹介します。
滑りにくいワックスを施す
一番すぐに手軽にできることとしては、ワックスがけをすることです。滑り止めのワックスをかけることで、走っても滑りにくい床にすることができます。また、ワックスを塗ることで、傷や劣化防止にもなるので、一石二鳥です。
ワックスを塗る時は以下の点に注意が必要です。
滑り止め効果が高いものを選ぶ
ワンちゃんネコちゃんの足腰を守るためには、滑り止め効果が高いワックスを選ぶといいでしょう。ウレタン樹脂の配合が高いと、滑りにくくなるので、ワックスに入っている成分を確認してみてください。
しかし、滑り止め効果が高すぎて、歩きにくくなったり、逆に転んでしまう場合もあるので、商品の評判や口コミなどを参考にしたり、サンプルを取り寄せてみたりして事前に確認するようにしましょう。
より耐久性が高く、10~20年程度もつコーティングもありますので、ぜひご相談ください。
耐水性や耐尿性のあるものを選ぶ
滑りにくいワックスを選ぶと同時に、耐水効果、耐尿効果のあるワックスを選ぶとよりいいでしょう。そうすることによって、滑りにくくなると同時に、おしっこや食べこぼしなどの水分が浸み込みにくくなり、床材が腐食しにくくなります。
ペットが舐めても大丈夫なものを選ぶ
ワンちゃんネコちゃんはよく床を噛んだり舐めたりすることが多いです。ですので、有毒性の低い舐めても大丈夫なワックスを選ぶようにしましょう。もし、ワックスにホルムアルデヒド除去剤などの有害物質が入っている場合、嘔吐や下痢を引き起こしてしまうケースもあるので、注意が必要です。植物由来のワックスと表記があると安心できます。
犬や猫が滑りにくい床材にリフォームする
床材を全面変えるリフォームをする手段もあります。床材を変えるリフォームは2パターンあります。
床材の上張り
1つは床材の上張りです。今の床の上に新しい床材を重ねて張るリフォームになります。今の床を撤去しないので、費用を安く抑えることができます。しかし、デメリットとして、新しい床材の厚み分床が高くなってしまうので、段差ができてしまったり、建具とぶつかってしまい開かなくなってしまうということもあるので、注意が必要です。
床材の張り替え
2つめは床材の張り替えです。これは既存の床を全部撤去し、新しい床材を張り替えるリフォームになります。この場合、既存の床を撤去するので、費用は上張りよりも高くなりますが、下地の劣化状況を確認できたり、上張りよりもキレイに仕上げることができるので、おすすめです。
ペットスペースを作る
ペット専用のお部屋を作るリフォームもおすすめです。安心して走り回れる空間を作ったり、ネコちゃんのためのキャットウォークを作ったり、留守の場合でも安心して過ごせる空間を作ってあげることで、ストレスなく暮らすことができます。
犬と猫のためにできる床材リフォームの値段と費用相場
ペットのためにリフォームしたいけど、いくらかかるのか心配な方へ、おおよそのリフォーム費用をご紹介します。
ワックスがけ 約0~10万円
ワックスがけはご自身でできるので、費用を掛けたくない場合は、ワックス代だけで済みます。うまくワックスがけができない、ワックスがけをする範囲が広い場合には、業者に依頼するといいでしょう。どんなワックスでどのくらいの広さを施工するかにもよりますが、高くて10万円ほどの費用がかかると覚えておいていいでしょう。
床の張替え 約5~10万円
床の張り替えはどの床材にするか、どの範囲を張り替えるかによっても金額に差がありますが、おおよそ5〜10万円のリフォーム費用がかかるでしょう。
床材 | 上張り | 張り替え |
フローリング | 6~14万円 | 9~18万円 |
クッションフロア | 4~5万円 | 4~10万円 |
タイルカーペット | 4~6万円 | 5~10万円 |
長尺シート | 6~7万円 | 6~11万円 |
壁、天井の張替え 約15~20万円
ワンちゃんネコちゃんが壁を引っ掻いたり、汚したりした場合は壁や床の張替えを行いましょう。壁や天井の張り替えは、どの壁材・天井にするのか、どの部屋の張り替えを行うのかによっても費用が変わってきますが、おおよそ15〜20万円程のリフォーム費用がかかります。
造作キャットウォーク 約10~30万円
ネコちゃんのためのキャットウォークを造作で作る場合は、おおよそ10〜30万円の費用がかかります。市販で売られているキャットタワーを置いたり、ご自身でDIYで板を壁に設置したりする場合にはもっと費用を抑えることができるので、どんな空間にしてあげたいかによって自分でやるかリフォーム会社に依頼するか決めましょう。
収納とペットスペース 約30万円~
お留守番をさせる際に、ケージに入れておく場合もあるかもしれませんね。狭いケージではかわいそうだけどスペースがないという人におすすめのリフォームです。今ある収納や空いている部分に、造作でペットスペースを設けることで、快適なスペースを作ることができます。
犬や猫が滑りにくいおすすめの床材
ペットが安心して過ごせる床材をご紹介します。床リフォームをする際は参考にしてみてください。
床材の種類
合板フローリング
一般的にフローリングといわれるものは、ほとんどがこれにあたります。合板フローリングは、滑りやすく、硬いので、足腰に負担がかかります。ワンちゃんネコちゃんがいるご家庭ではあまりおすすめできないフローリングですが、ペット用に開発されたフローリングもあります。
無垢フローリング
無垢フローリングは、本物の木の板の床になります。木材の種類によって、硬さや滑りやすさが変わってきます。本物の木なので、傷が付きやすく、噛んだりするとささくれも出てきてしまうので、無垢フローリングの上にワックスをしたり、タイルカーペットを敷くなど、少し対策が必要です。
クッションフロア
クッションフロアは、キッチンや洗面所でよく使われる耐水性で柔らかい素材のものになります。名前の通り、クッションのように衝撃を吸収してくれるので、足音がうるさくなくなったり、汚れがふき取りやすくなります。ただ、キズが付きやすく、熱に弱いという性質があるので、床暖やヒーターを使う際には注意が必要です。
タイルカーペット
タイルカーペットは、繊維質でクッション性のあるカーペットになります。正方形で1枚1枚床に張っていくことができます。ホームセンターなどで比較的安く手に入るので、コスパがいいです。1枚ずつ水洗いもできるので、汚れてもキレイにしやすいです。繊維質なので、毛が絡まりやすいのが難点ではありますが、ペットに優しい床材なので、オススメです。
長尺シート
長尺シートは、塩ビ素材で作られた床材になります。耐水性があるので、おしっこや食べこぼしなどの掃除がしやすいのですが、クッション性がなく、表面もつるつるしているものが多いので、選ぶ際は凸凹したタイプをおすすめします。
フローリング
ワンちゃんネコちゃんのためのフローリングは様々なメーカーから出ています。特におすすめのペットに優しいフローリングをご紹介します。
大建工業 ワンラブフロアⅤ
ワンちゃんネコちゃんの足腰のことを考えられて作られた床材で、汚れにも強いフローリングです。また、カラーバリエーションも豊富なので、どんなお家の空間でも違和感のないフローリングになります。
永大産業 フローリング
Nグリップフィルムという滑りにくいフィルムがフローリングに施されているので、滑りにくく、安心の床材です。ペット以外にも、高齢者やお子さまがいるお家でも安心して過ごせるフローリングになっています。
LIXIL ラシッサSフロア・ラシッサDフロア耐水ペット
耐水性や抗菌性があり、滑りにくい表面仕上げになっているので、ワンちゃんネコちゃんでも安心です。さらに、デザインやカラーバリエーションが豊富でおしゃれなものが多いので、ワンランク上の空間にしたい方にはおすすめの商品です。
クッションフロア
ワンちゃんネコちゃんに優しいクッションフロアをご紹介します。
サンゲツ クッションフロア
消臭機能と滑りにくい性質のクッションフロアになっています。さらに、衝撃を緩和する衝撃吸収性がある材質なので、もし転倒しても怪我を最小限に抑えることができます。また、遮音性もあるので、ドタバタしてもあまり音がうるさくならないようになっています。
ペットと暮らすうえで押さえておきたい床材選びのポイント
床リフォームをするときに、床材を選ぶポイントをいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
滑りにくさ・柔らかさで足腰への負担がかかるか確認する
床材を選ぶ一番のポイントは、ペットの足腰の負担がどのくらい軽減されるかを確認することです。滑りやすい床材は、人間で言うと、スケートリンクの上を歩いていることと同じなので、滑りにくいものを選ぶようにしましょう。また、走ったり、飛んだりしたときの衝撃を吸収してくれる柔らかい素材のものもいいでしょう。合板フローリングのような硬い素材のものは、骨を痛めてしまう場合があるので、要注意です。
臭いがきつくないか確認する
犬や猫は人間よりもはるかに鋭い嗅覚を持っています。臭いがきついものや有毒性のある床材を選んでしまうと、体調が悪くなってしまったり、ストレスを与えてしまって元気がなくなってしまったりするので、注意が必要です。
傷や汚れが付きにくいか確認する
どうしても傷や汚れはついてしまうものです。ですが、傷や汚れが付きにくい素材の床材を選ぶことによって、怪我の防止やお掃除のしやすさを解決できるので、傷や汚れに関しても気にするようにしましょう。
掃除しやすいか確認する
傷がつきにくい素材の上に、掃除がしやすい床材を敷くということもポイントです。フローリングの上に、すぐに手洗いができるカーペットやマットを敷くことが一番やりやすいと思います。汚れた度に手洗いをしないといけないのは大変ですが、ペットのためにも最善を尽くしてあげましょう。
床暖があるとさらに過ごしやすくなる
ワンちゃんネコちゃんには毛がふさふさと生えているので、寒さには強いと思われがちですが、冬は暖かい空間にしてあげたほうがより快適に過ごせます。ストーブやヒーター、エアコンなどでもいいですが、その場合火傷をしてしまったり、抜け毛が舞ってしまったりすることがあるので、あまりおすすめはしません。部屋を暖める際は、床暖を入れるといいでしょう。
施工費用はかなり高くなってしまいますが、ペットがより安心安全に暮らせるようにするためにも、床暖という選択肢を考えてもいいかもしれません。
工事中はどこかに預けるか、離れた部屋に
リフォーム工事中は、騒音や知らない人の出入りが激しいので、ワンちゃんネコちゃんにとってものすごいストレスを与えてしまう場合があります。また、工事中ドアや窓を開けっぱなしにしたりすることもあるので、外への飛び出しの可能性もあります。
そのような危険性があるので、もしリフォームをする場合には、ペットホテルや親戚、家族の家に預けるか、リフォームをしていない部屋でしっかりと隔離をするなどの対策をしっかりとする必要があります。リフォームのせいで体調を崩してしまうなんてこともあるので、慎重に考えてあげましょう。
ペットリフォーム事例
キャットウォークや壁床をリフォーム!
before | after |
- エリア:西尾市
- 施工費用:720,000円
ペットの足腰に配慮し、汚れても拭き取りやすい床材にリフォームしました。壁の上部はウレタンコート壁紙、下部はパネルを採用し、キズに強く、汚れてもさっと拭き取れるようになりました。ブルーグレーの壁紙がかわいい明るいペットルームになりました。
ネコちゃんたちが楽しく快適に過ごせる空間へ大変身!
before | after |
- エリア:西尾市
- 施工費用:2,800,000円
和室だったお部屋の床に店舗用のクッションフロア、壁にスーパー耐久性クロスを採用しました。
どちらもキズに強いため、ネコちゃんが爪で引っかいても安心です。
壁にキャットウォークを設置するだけでなく、構造上取り除くことの出来ない柱を利用し螺旋階段を制作。
ネコちゃんたちが思いっきり走り回ることの出来る空間になりました。
まとめ
ペットに優しい床リフォームについてご紹介しました。いかがでしょうか。ワンちゃんネコちゃんと一緒に暮らすなら、お互いに気持ちよく快適に過ごしたいですよね。ストレスなく元気に永く生きることができるように、愛するペットのためにリフォームを検討してはいかがでしょうか。
こもれびデザインホームでは、ワンちゃんネコちゃんのためのペットリフォームを行っております。具体的なリフォーム内容が決まっていなくても、お悩みを私たちに相談してみてください。様々なご提案をさせていただきます。お問い合わせは、LINEで気軽にご相談もできますし、お電話やお問い合わせフォームからでも構いません。
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皆さんのお悩み相談を待っています。