西尾市
- トイレ
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施工実績
施主様のお困りごとは、「小学校6年生の長女が中学生になるまでに子供部屋が欲しい」ということでした。
リビングを半分にしようか、キッチンを移動させようかと悩んでいらっしゃいました。
しかし、お子さんが4人いて、家族団らんの場であるリビングを小さくするのは得策ではないような...。また、キッチンを移動させるのは費用が掛かってしまう...。
そこで、寝室の一部を仕切り、子供部屋を新設することをご提案しました。
限られたスペースを有効活用するため、隣接していたトイレを移設して寝室を広げたうえで間仕切りを設けることに。子供部屋側には構造上撤去できない柱や下がり天井があり、どうしても空間が狭くなってしまいます。
施主様から「空間を少しでも広くするため出窓と本棚を増築して欲しい」とのご要望がありました。
せっかくなので窓の高さではなく、天井から床までの高さで増築することにしました。
箱のような空間にベンチを設け、くつろぎスペースに!今流行りの『ヌック』の完成です。
出窓横の棚にぬいぐるみやマンガを並べ、年頃女子が「見た目がすき!一人で過ごす部屋ができた♪」と喜んでくれているそうです。
ベンチは居心地がよく、奥様もお気に入りの場所になり「私がくつろぐことも!」と話してくださいました。
外壁や床を解体して、新たに断熱材を入れています。「北側の部屋なのに暖かい」という声もいただきました。
新しい寝室もフローリングにしたことで、モップでサッと掃除ができてラクになったそうです。
ごちゃごちゃしていたのがイヤだったそうですが、新たに作ったクローゼットには扉もできて「お部屋がスッキリ!安眠できる☺」と喜んでいらっしゃいました。
長女さんの荷物を子供部屋へ移したことで、他の部屋の収納に余裕ができたそうです。
プライベート空間を大事に、ときには共有して、さらに家族仲良く過ごせそうですね!
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家の中に作られた「こぢんまりとした居心地の良い空間」を『ヌック』といいます。箱のように増築した出窓部分はまさにヌック!
窓の下には、奥行き500mmのベンチを設けました。
ベンチに腰かけたり、寝転んだりと寛ぎスペースにピッタリ!
床はフローリング仕上げ。採用したのは、イクタの銘木フロアーラスティック2P。色はハードメイプルです。
天井と壁は、サンゲツあんしんシリーズの石目調クロス(SP2508)です。
撤去出来ない柱は、クロスで巻かずに現しです。
窓は出窓を三協アルミのマディオJ 格子付引き違い窓(型ガラス)。他の二つは三協アルミ マディオJ すべり出し窓(型ガラス)を採用しました。
出窓の横には梁を支える柱を利用して本棚を作りました。
A4サイズの教科書を立てて収納できる高さで棚板を固定しています。
もちろん、本だけでなく好きなものを飾ってもOK!
本棚の向かい側の壁にはオープンクローゼットを造作。
クローゼットの背面はクロスではなく、シナベニア仕上げ。
あえて板材の継ぎ目に隙間(目地)を設けて張る「目透かし張り」という工法で仕上げました。意匠性を高めると共に、湿度による変形やひび割れを防ぐ効果があります。
出入口の建具は、LIXIL ラシッサD ノースフォレスト 片引戸のテンダーオーク色を採用。
木目調で、ぬくもりや優しさを感じられるデザインです。
「シンプルだけど、ほっこり」が特徴です。
以前のトイレの一部とトイレ前の廊下部分を増築して出窓にしました。
窓の外は、以前と同様に白の縦格子を採用。
手前にあった勝手口は塞ぎ、トイレの移設先に。
外壁は既設と同色の板金を貼って仕上げています。
新たな寝室です。
床は子供部屋と同じフローリングに変更。壁は真壁のまま、子供部屋と同じクロスで仕上げました。天井は既設利用。
既存の窓の一部を隠すように壁を作り、クローゼットを造作。クローゼットの床は、イクタの銘木フロアーラスティック2P(ナラ樫)仕上げ。背面はラワンベニヤを目透かし張りで仕上げました。
枕棚とハンガーパイプも設けました。
クローゼットの建具は、LIXIL ラシッサS クローゼットドア 連動タイプ(引違い戸3枚建)を採用しました。 色はクリエペール。
左右どちらからも開けられ、中央の扉が連動して動くので開閉がスムーズ。
出入口とクローゼットの間の頭上に収納棚を設けました。
出入口の建具は、LIXIL ラシッサS 片引戸。横格子の入ったアクリルパネルタイプです。枠の色はクリエペール。
隣の和室との間にある既存の間仕切り戸の雰囲気に合わせて統一感を出しました。