西尾市で洗面化粧台の取替えや洗面リフォームのポイントを解説
西尾市でリフォーム&リノベーションを行う「こもれびデザインホーム」です。
今回は洗面化粧台の取替えや洗面リフォームについてです。
洗面所には身だしなみを整えたり、帰宅後の手洗い・うがいをしたりするために洗面化粧台が設置されていると思います。
洗面化粧台は日々の生活の中で、とても使用頻度が高いでしょう。
「水漏れをしている」「収納が足りず物があふれかえっている」「使い勝手が悪い」などとお悩みの場合は、洗面化粧台の取り替え時期かもしれません。
洗面化粧台は、洗面ボウルのある下の部分と鏡のある上の部分に分けられ、さまざまな組み合わせができます。
選ぶときはデザインだけでなく、サイズや機能などにも注目するとよいでしょう。
しかし、組み合わせ方が多いと選ぶのに困ってしまいますよね。
そこで、洗面化粧台の選び方や注意すべきポイントなどについて解説します。
洗面化粧台の選び方
サイズで選ぶ
はじめに、ご自宅の洗面所の空間に合ったサイズを選びましょう。
一番簡単なのは、いま使っている洗面化粧台と同じサイズを選ぶことです。
間口(横幅)を選ぶ
一般的な洗面化粧台には間口が60cm、75cm、90cm、120cmなど規格サイズがあります。
普及サイズは60cmと75cmです。しかし、最近では90cmや120cmといった広めの洗面化粧台が人気です。
洗面所のスペースを広めに設計されるお宅も増えてきました。
奥行を選ぶ
間口と同じように規格サイズがあり、50cm、55cmが一般的です。
50cmよりも小さいタイプもありますので、限られたスペースにも対応できます。
高さを選ぶ
全体の高さは180cmから190cmが一般的です。
全体の高さの他にも、床からカウンターまでの高さが選べます。
一般的なのは、75cmから80cmです。
この高さが低すぎると腰を痛める原因に、高すぎると顔を洗う際に水が腕を伝って肘へ垂れ床を濡らしてしまいます。
目安の高さは、「身長÷2」がよいとされています。
ご家族でよく話し合って決めてくださいね。
サイズを選ぶときの注意点
いま使っている洗面化粧台と同じサイズを選ぶことで、お値打ちにリフォームできます。
サイズを変更する場合は、給排水やコンセントの位置が変わることがあります。
その分の水道や電気工事が必要となります。
また、床材にも注意が必要です。
床材が洗面化粧台の下まで施されている場合と、洗面化粧台の際までしか施されていない場合があります。
後者の場合、サイズを変えることで床材の過不足が起きるので、床材の張り替えが必要となります。
高さを変更したい場合は壁に注意が必要です。
壁に下地が入っていない場所では、しっかりと固定ができません。
その場合、転倒の恐れがあるので下地を新たに入れる必要があります。
そして、いまの洗面所のスペースより大きいものを入れたい場合は、間取りを変更する必要があります。
キャビネットの扉タイプで選ぶ
カウンター・洗面ボウル下のキャビネット(収納戸棚)の扉タイプを選びます。
タオルや日用品のストックなどを収納することが多い場所です。
では、どんな扉タイプがあるのかご紹介します。
2枚扉タイプ
参照:LIXIL
2枚の扉を観音開きし、仕切りのない大きな空間が広がっているタイプです。
大きいものや背の高いものを収納したい方、市販の収納BOXや突っ張り棒などを使って自分流の収納空間を作りたい方にオススメです。
2段引き出しタイプ
参照:LIXIL
上下2段の引き出しタイプの収納です。
収納したものを一目で見渡せるので、ストック品の管理を楽にしたい方にオススメです。
手の届きやすい上段には、毎日使用するタオルや化粧品などを収納すると便利です。
下段は背の高いものを収納できるので、洗剤のストック品や掃除道具などを収納するとよいでしょう。
片引き出しタイプ
参照:LIXIL
キャビネットを広さの違う左右に仕切り、狭い方を引き出しタイプ、広い方を扉タイプにした収納です。
自分流の収納空間を楽しみたいけど、収納したものを一目で見渡したいという方にオススメです。いろいろな収納方法を楽しむことができます。
また、TOTOの洗面化粧台には『3Wayキャビネット』タイプがあります。
片引き出しタイプの扉部分を2段引出しにしたタイプです。
サイズや位置の異なる3つの引き出しに、大小さまざまなものが収納でき、全て一目で見渡せます。
洗面ボウルで選ぶ
洗面ボウルはサイズ(容量)・形状・素材もさまざまです。
サイズ(容量)を選ぶ
同じ間口の洗面化粧台でも、洗面ボウルのサイズ(容量)は異なります。
サイズは用途によって選ぶとよいでしょう。
例えば、「衣類を洗うので、広くて深いボウルの方が作業をしやすい!」といった要領です。
形状を選ぶ
一般的な洗面化粧台のボウルは、カウンターと一体成形された「一体型」が多いです。
カウンターとボウルのつなぎ目や凹凸がないため、汚れが溜まりにくいのが特徴。
汚れてもサッとひと拭きで、お掃除がラクラクです。
一体型の他にも、カウンターの上にボウルを置くだけの「置き型(ベッセルタイプ)」やカウンターに穴を開け洗面ボウルを完全に埋める「埋め込み型」、半分だけ埋める「半埋め込み型」などがあります。
洗面ボウルには角型や丸型、すり鉢型などを選ぶことができます。
素材を選ぶ
素材は主に陶器と人工大理石・人造大理石があります。
陶器のメリットは表面がツルツルに仕上げられているので、汚れが付きにくく落としやすく、キズも付きにくい点です。
デメリットは、重いものや硬いものを落とすと割れてしまうことです。
人工大理石・人造大理石の主な成分は樹脂です。さきほど紹介した一体型はこれらで作られています。
メリットは、デザイン性が高く、衝撃にも強いので重いものや硬いものを落としても割れにくい点です。また、ボウル内の排水金具が一体成型されているものも多く、掃除がしやすくなっています。
デメリットは、メラミンスポンジで擦ると表面にキズが付き、汚れが目立ちやすくなってしまうことです。
また、うがい薬や毛染め液などによる着色汚れや石けんを直置きしたまま長時間放置すると、変色する恐れがあります。
水栓金具で選ぶ
水栓金具は取り付け位置や出し方、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
取り付け位置を選ぶ
水栓金具は昔はカウンターの上に取り付けるタイプがほとんどでした。しかし、近年ではカウンターではなく、上部に取り付けるタイプが増えています。
これにより、水栓の根元に水が溜まりにくく、お掃除がとても簡単です。
もちろん、以前のようなカウンターの上に取り付けるタイプもあります。
水栓金具の種類を選ぶ
水栓金具の種類は、用途や水の出し方によって異なります。
例えば、水しか使用しないのか、湯・水の両方を使用するのか、水の出方は柔らかい方がよいのか、シャワーがよいのかでも異なります。
シャワーは洗面化粧台で洗髪をされる方にオススメですし、ホースが引き出せるタイプならお掃除にだって役立つでしょう。
他にも、水を出す方法として自動と手動があります。
センサーに手をかざすだけで水が出るタッチレスでは、ハンドルを汚すことがなく、また汚れたハンドルを触ることがないため衛生的です。
コップに水を汲む場合や洗面ボウルに水を溜める場合などには、手動の方が水の勢いや量を調整できるので便利です。
タッチレス水栓を選んだとしても、手動でも水を出すことができるので「停電時に水が出ないのでは?」といった心配はいりません。
鏡で選ぶ
鏡は身だしなみを整えるのに欠かせないアイテムではないでしょうか。
一面鏡・二面鏡・三面鏡が用意されていることが多く、鏡の後ろに収納があるタイプが一般的です。
一面鏡は間口いっぱいの鏡ではなく、中央に鏡を配置し左右にオープン収納を配置したタイプが多いです。
鏡裏の収納には、入れる物のサイズに合わせて位置を変えられるトレイが付いているので、効率よく収納できます。
ドライヤーの使用、髭剃りや電動歯ブラシの充電などに便利なコンセントも設置されています。
鏡を選ぶときのアドバイス
はじめに紹介したとおり洗面化粧台は、洗面ボウルのある下の部分と鏡のある上の部分を組み合わせてできています。
言い換えれば、上下は別々と考えていいんです。
鏡の部分を選ばない!つまり注文しないことも可能なのです。
ご自身が気に入ったアンティーク調の鏡を設置することも、丸型の鏡を設置することもできます。
スペースの有効活用
収納が足りない場合やデッドスペースが生じる場合は、各メーカーが用意している洗面化粧台周辺のキャビネット(収納戸棚)を選ぶとよいでしょう。
洗面台の横に置けば、洗面所の間口いっぱいに設置することも可能です。
また、洗面化粧台の上、洗濯機との隙間や上などのデッドスペースにも設置することができるのでスペースの有効活用になります。
なんと言っても、洗面化粧台とデザインが統一できるのが魅力です。
この他にも、造作収納という方法もあります。
しかし、水跳ねによる腐食を防ぐための防水加工をしたりホコリが入らないように扉をつけたりして、既製品より高価になることもあるので注意が必要です。
西尾市の洗面リフォーム事例
こもれびデザインホームで実際に洗面リフォームした事例をご紹介します。
古くなった水まわりをリフォーム
before | after |
- 施工エリア:西尾市
- 施工費用:620万円
古くなった水まわりをお部屋ごとまるっとリフォームしました。
洗面化粧台には「TOTO サクア」を採用。以前はカウンター上にあった水栓が上部に位置を変えた以外は、以前と同じサイズ・仕様なので使い勝手は変わらないまま。
土壁とタイルで仕上げられていた以前の壁は、クロス仕上げの壁へと変身。
床は水まわりに適したクッションフロアに張り替え、天井は隣接したLDKと同じ木目調のクロスで統一しました。
間取りを変えて気兼ねなく身支度できます!
before | after |
- 施工エリア:西尾市
- 施工費用:510万円
キッチンとダイニングが離れていて不便だった家事導線を改善するため、水まわりをリフォームしました。以前は家族用の裏玄関を入ってすぐの場所に洗面化粧台がありました。間取りを変更することで新たに洗面脱衣室ができ、そこへ「TOTO サクア」を設置。2段引き出しタイプのキャビネットと三面鏡の裏にも収納でき、洗面まわりはスッキリ!
しっかしとした個室になったことで、気兼ねなく身支度できます。
インダストリアルな空間にも馴染む木目調の洗面化粧台
before | after |
- 施工エリア:西尾市
理容室として使われていた店舗を事務所に大変身!
洗面化粧台には「TOTO ドレーナ」を採用。シナベニヤ仕上げの壁との相性を考え、木目調のデザインにしました。
お客様からの目隠しとなるようコンクリートブロックで間仕切り、天井の無骨な雰囲気にもピッタリ!
主に手を洗ったりコップを洗ったりと『流し』として使用するため、あえて鏡を選びませんでした。
たっぷり収納でスッキリ!便利な洗面化粧台
before | after |
- 施工エリア:高浜市
- 施工費用:188万円
浴室改修と一緒に古くなった洗面化粧台も一新しました。
洗面脱衣室の床にはスモーキーカラーでおしゃれなクッションフロアを張り「TOTO オクターブ」を設置。2段引き出しタイプのキャビネットと三面鏡の裏にも収納ができ、今まで外に出ていた物も全て収納出来ました。
水栓の上に小さな棚が設けられているので、手洗い・洗顔時にメガネや指輪などを一時的に置いておくことができ、とっても便利です。
まとめ
洗面化粧台の選び方や注意すべきポイントについて解説してみました。さまざまな組み合わせができるので、ライフスタイルに合った洗面化粧台を選んでみてください。
気に入った組み合わせが見つかれば、身だしなみを整えながら1日の始まりが楽しくなるかもしれませんよ♪
こもれびデザインホームでは、洗面化粧台の取替えや洗面リフォームを含む水まわりのリフォームなど、さまざまなリフォームを行っております。リフォームのお困りごとは、お気軽にご相談ください。しっかりとご要望を伺い、あなたに合ったプランをご提案します。見積りは無料ですので、まずはご連絡ください。
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