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西尾市で水回りリフォームの費用はいくら?相場や注意点を解説

西尾市で水回りリフォームの費用はいくら?相場や注意点を解説

西尾市でリフォーム&リノベーションを行うこもれびデザインホームです。

新築から10〜15年ほど経過すると、キッチン・浴室・トイレ・洗面所などの水回り設備に不具合が生じることがあります。これは、水回り設備が15〜20年程度で寿命を迎えることも原因の1つです。そのため、急に故障して動かなくなる前に水回り設備のリフォームを検討することをおすすめします。

本記事では、西尾市で水回りリフォームをする場合の費用相場について解説しています。
水回りのリフォームを検討している方はどうぞご覧ください。

水回りリフォームの相場

まずは水回りリフォームの費用相場や価格について解説します。水回りリフォームでは、キッチン・お風呂・洗面所・トイレを個別でリフォームすることもあります。しかし、水回り設備は大体同じ時期に寿命が来るため、4箇所まとめてリフォームするという人もいます。この場合、個別でリフォームするよりも費用を抑えられる場合もあるので、4箇所まとめてリフォームした場合の費用相場も見ていきましょう。

キッチンリフォームの場合

まず、キッチンリフォームのみを行った場合の費用相場です。

 

システムキッチンへの交換工事の場合、費用は50〜150万円程度かかります。

 

また、壁付キッチンからカウンタータイプの対面式キッチンに交換する場合の費用相場は、100〜200万円程度です。これは、キッチンの位置が変わるため、配管や電気配線などの追加工事や、内装の張り替え作業などが追加でかかってくるため費用が少し高くなっています。

 

さらに、システムキッチンの交換だけでなくキッチン空間の移動をした場合、100〜200万円程度の費用がかかってきます。ただし、高級なシステムキッチンを選ぶとこの費用相場よりもさらに高額になる可能性があるため、予算に見合ったシステムキッチンを選ぶようにしましょう。

お風呂リフォームの場合

続いてお風呂のリフォームの費用相場です。既存の浴室がユニットバスなのか、在来浴室なのかによってリフォーム費用に差が出てきます。在来浴室とは、鉄筋コンクリートの基礎の上に他の部屋と同じように浴室スペースを組んで、周囲にタイルを貼るなどの防水加工をした浴室のことです。工場で作って現場で組み立てるユニットバスと違い、オーダーメイドで作れるという特徴があり、ユニットバスよりも費用が高くなることが多いです。

 

お風呂のリフォームでは、以下の4種類のリフォーム方法があり、費用相場はそれぞれ以下のようになります。

 

  • ユニットバスを全体交換する場合、80〜150万円
  • 在来浴室を直す場合、50〜200万円
  • 在来浴室をユニットバスに交換する場合、100〜180万円
  • 浴室の位置を変える場合、100〜200万円

 

上記のように、ユニットバスなのか在来浴室なのかによって金額に差があります。

 

どちらかというと、在来浴室からリフォームをする場合の方が費用相場が高くなる傾向にあります。ユニットバスの性能やグレード、在来浴室で使用する設備の種類によってはこの金額よりもさらに高額になる場合もあるので、予算を設定した上で選ぶようにしましょう。

洗面所リフォームの場合

洗面所のリフォームでは、洗面化粧台を交換する場合が多いです。

 

洗面台の交換のみであれば、10〜50万円程度の費用相場で工事ができますが、洗面脱衣室の床や壁などの内装リフォームや棚の取り付けなどまで行うと、20〜50万円以上の費用がかかることもあります。

 

また、既存の洗面台の位置から別の場所へ移動する場合も20〜50万円程度かかります。ただ、配管工事や電気配線工事も必要になってきたり、グレードの高いものや造作洗面台にする場合、費用が50万円を超えることもあるでしょう。

トイレリフォームの場合

トイレリフォームでは、洋式トイレから洋式トイレへの交換、和式トイレから洋式への交換、トイレの増設の3パターンの工事があります。それぞれの費用相場は以下のようになります。

 

  • 洋式トイレから洋式トイレへの交換の場合、8〜50万円程度
  • 和式トイレから洋式トイレへの交換の場合、15〜60万円程度
  • トイレの増設の場合、50〜100万円程度

 

手洗いカウンターも設置したり、床や壁の内装リフォームも行うとこれ以上高額な費用がかかる場合もあります。

一戸建ての家で4点・3点リフォームする場合

施工業者によっては、4か所全てリフォームするセットプランを利用した方がお得に工事ができる場合もあります。また、キッチン・浴室・トイレ・洗面所のいずれか3か所をセットにしたリフォームプランもあります。

 

施工業者によっては2か所のセットプランを用意しているところもあるため、どのようなセットプランがあるのか業者に確認してみるとよいでしょう。水回りリフォームのセットプランの費用相場は、一戸建ての場合だと4か所・3か所それぞれ以下のようになっています。

 

  • 4か所全てリフォームする場合、150〜250万円程度
  • キッチン・浴室・トイレをリフォームする場合、140〜240万円程度
  • 浴室・トイレ・洗面をリフォームする場合、100〜150万円程度
  • キッチン・浴室・洗面をリフォームする場合、130〜230万円程度

 

3か所のセットプランの組み合わせは、業者によって異なりますが浴室が含まれたセットプランになっていることが多いです。

こもれびデザインホームの水回りリフォーム

地域密着型のリフォーム会社・こもれびデザインホームは、西尾市での水回りリフォーム工事も請け負います。キッチン・お風呂・洗面所・トイレのリフォームプランについてご紹介します。

キッチンリフォーム

キッチンリフォームでは、既存のキッチンの使い勝手が悪い、狭くて使いにくい、お手入れが大変、ワークトップの高さが合わずに使いづらいなど、キッチンに関するお悩みを解決できます。

例えば、古いキッチンの場合、区切りのない観音開きの収納棚になっていることが多いです。そのため観音開きの開け閉めなどで、狭いキッチンがさらにつかにくくなることがあります。

 

最新のシステムキッチンは、収納部分が引き出しになっており、今までデッドスペースだった部分も効率よく使うことができ、収納量も増やすことが可能です。吊り戸棚を新設するのも、収納量を増やす上で効果的でしょう。キッチンワークトップの高さが合わないなら、作業する人の身長に合わせ高さを調整した新しいシステムキッチンへの交換も可能です。

 

また、使い勝手の悪さは、システムキッチンを交換し広いワークトップを確保することで解決できることもあります。予算内でできるのであれば、キッチンにパントリーを新設するのもおすすめです。キッチンは、お米やお水などのストック品や、ホットプレートなどの家電製品など、収納するものがたくさんあります。パントリーがあれば、これらの物を全て収納できるだけの収納量を確保できるでしょう。

 

このようにこもれびデザインホームでは、既存のキッチンに対するお悩みを引き出し、そのお悩みに合ったプランをご提案しています。

お風呂リフォーム

毎日使う浴室が「寒い」・「狭い」・「汚い」と感じている方もいるのではないでしょうか。

 

タイル張りの在来浴室であれば、最新のユニットバスに交換することで寒い・狭い・汚いと感じていたお悩みを解決できます。最新のユニットバスなら、ひんやりしない柔らかい床を採用しているシリーズもあり、冬に足元が寒いと感じにくくなります。

 

また、お手入れがしやすい自動洗浄機能や、お湯が冷めにくい高断熱浴槽など、お風呂をより快適空間にするための機能や設備が揃っているのです。

 

こもれびデザインホームでは、お客様の予算や要望に応じて、TOTO・タカラスタンダード・LIXILなどのユニットバスシリーズから様々なリフォームプランをご用意しています。50万円のプランから350万円のプランまで、幅広く取り揃えられているのでその中から自分の希望に合ったユニットバスを選ぶことが可能です。

洗面所リフォーム

洗面所をリフォームする際、収納量が少ないことや水漏れするというお悩みを持った方が多いです。収納付きの鏡に交換したり、棚を造作して収納量を解決できることもありますが、こもれびデザインホームでは、洗面所リフォームでもおすすめプランをご用意しています。

 

造作洗面台のようにおしゃれにデザインできるLIXILのルミシスや、コスパの良いタカラスタンダードのファミーユやオンディーヌなど幅広いプランからお気に入りの洗面化粧台が選べます。洗面化粧台の交換と合わせて、洗面所の床や壁も一新することで新築のような美しい姿に変えることも可能です。

トイレリフォーム

年月が経過したトイレだと、「汚い」や「詰まる」などのお悩みを抱えて、リフォームを検討する方が多いです。また、狭いトイレ空間では予備のトイレットペーパーや掃除道具を収納するスペースもない場合があり、トイレ空間がごちゃごちゃした印象になっていることもあるでしょう。

 

既存のトイレから新しいトイレに交換する際に、収納一体型のトイレに交換することで清潔感があり、すっきりした空間にすることができます。

 

こもれびデザインホームでは、TOTO・LIXILのトイレリフォームプランのご案内が可能です。予算と要望にあったプランでトイレリフォームができます。また、合わせて壁や床・天井の内装をリフォームしたり、造作の棚を取り付けるなどの追加工事もできます。

水回りリフォームの費用を抑えるポイント

水回りリフォームでは、一度に数十万円以上の費用がかかります。できるだけ水回りリフォームの費用を抑えながら、理想のリフォームをするためにはいくつかのポイントがあります。水回りリフォームの費用を抑えるポイントを見ていきましょう。

優先順位を明確にする

まずはリフォームを検討する際に優先順位を明確にすることが大切です。リフォームを検討すると、メーカーのカタログやショールームで実際の商品を見ることが多くなります。最新の設備は便利な機能がたくさんあり、おしゃれなデザインの新製品が欲しくなってしまうものです。

 

しかし、最新の便利機能を全てつけたり、おしゃれな最新製品を選ぶと予算オーバーしてしまうことがあります。予算オーバーしないためにも、リフォームの優先順位をしっかりと決めておくことが大切です。

 

水回りでどこをまずリフォームしたいのか、何に不便を感じていてどういった点を解決したいのかを、家族で話し合うようにしましょう。話し合いを行い、優先順位を明確にすることで予算も立てやすくなります。もし予算が余るようなら、やりたいリフォームを追加したりオプションをつけるなどを検討するのも良いでしょう。

リフォームセットプランを利用する

先にもお伝えしましたが、業者によっては3点・4点などのリフォームプランの利用が可能です。リフォームセットプランを利用することで、個別で水回りリフォームをするよりも安く費用を抑えることができます。

 

リフォームセットプランに含まれている設備は、各メーカーの標準的な仕様となっていることがほとんどなので、標準的な仕様があれば問題ないという方にはセットプランがおすすめです。ただ、便利機能をつけたいなど設備にこだわりたい人や、水回り設備の場所やレイアウトを変えたいという人にはセットプランは向いていない場合があります。

 

セットプランは、既存設備があった場所に入れ替えるという工事内容になっていることが多いです。そのため、設備にこだわったりレイアウトを変えたりしたいという場合だとセットプランでは工事ができないことがあり、オーダーメイドでリフォームを依頼した方が良い場合があります。

予算に合わせてグレードを下げる

予算に合わせて設備のグレードを下げるのも、水回りリフォームで費用を抑えるのに効果的です。また、オプションを極力減らしたり、標準でついている機能を外すことで費用の節約もできます。

 

例えば、浴室の棚が必要ないのであれば棚を無くしてしまうだけでも、費用を安くすることができます。リフォーム会社にコストダウンしたいことを伝えて、アドバイスをもらうのも良いでしょう。

 

最新の製品が良いというこだわりがないのであれば、型落ちモデルの設備を購入するのも良いでしょう。型落ちモデルは、新商品のリリース後に安値で販売されることがあるので、それを狙えば費用をグッと抑えられます。

また、リフォーム会社が様々な理由で大量に仕入れていたり、不良在庫をかかえていることもあります。このような製品があれば、お得に購入できる場合もあるため、リフォーム会社に確認してみましょう。

リフォームの閑散期を狙って工事をしてもらう

急ぎのリフォーム工事でないなら、リフォームの閑散期を狙って工事を依頼するのもおすすめです。一般的にリフォームの閑散期は毎年4〜8月の間です。地域によって変動はありますが、2月・3月や年度末は繁忙期であることが多いため、避けた方が良いでしょう。

 

繁忙期の場合、値下げが難しいこともありますが閑散期であれば値下げ交渉に応じてもらえる可能性も高くなります。また、腕の良い職人さんに施工を担当してもらえたりといったメリットも期待できます。

リフォーム補助金を利用する

国や自治体ではリフォームに対して補助金や助成金が出ることもあります。

 

例えば、既存の水回りよりも省エネ性能が高いものや環境対策・バリアフリー対策ができるものへとリフォームすることで、リフォーム工事にかかる費用の何割かを補助金で賄うことができます。ただ、補助金や助成金を受け取るためにはいくつかある要件をクリアしなければなりません。

 

また、国の補助金の場合、全体の予算が決められているため、予算が上限に達すると補助金申請ができなくなってしまいます。補助金を利用したい方は早めに準備を進めなければならない場合もあるため、利用したい補助金・助成金制度があれば要件や申請期限などをあらかじめ確認しておくようにしましょう。

 

水回りリフォームで使える補助金・助成金制度をいくつかご紹介します。

介護保険

介護保険を利用した住宅改修補助金というものがあります。これは、高齢者や障がいを持つ方が生活しやすい環境づくりをするための支援制度です。この制度を利用することで、以下のようなリフォームで補助金を受け取ることができます。

 

  • 手すりの取り付け
  • 段差の解消
  • 滑り防止などのための床材変更
  • 引き戸などへ扉の取り替え
  • 洋式便器などへの便器の取り替え 等

 

ただし、申請条件は「要支援または要介護認定されている」ことが必要です。すでに補助金を利用している方でも、以下のような場合だと再度利用することが可能な場合もあります。

 

  • 住む家が変わった
  • 要介護度が3段階以上上がった

 

補助額は対象工事費用(上限20万円)の7〜9割で最高18万円です。西尾市ではさらに10万円の助成金もあります(詳しくはお問合せください)。こちらの補助金制度を利用する場合、ケアマネージャーに相談して業者選びをすることをおすすめします。

 

 

バリアフリーリフォームでは、手すりの設置場所や長さなども重要になってくるため、福祉住環境コーディネーターが在籍するリフォーム会社や工務店に相談するとより安心して任せられます。

子育てエコホーム支援事業

子育てエコホームは、2050年のカーボンニュートラルな社会を目指すために、省エネリフォームや省エネ住宅の新築を支援する補助金制度です。

 

水回りリフォームに関しては、以下のようなリフォームで補助金を受け取れる可能性があります。ただし「(必須)」と書かれている項目のいずれかを必ず導入しなければなりません。

 

  • 高断熱浴槽の設置(必須)
  • 節湯水栓の設置(必須)
  • 高効率給湯器の設置

 

以下の工事は任意です。

  • 浴室乾燥機の設置
  • 浴室や脱衣室への手すりの設置
  • 浴室や脱衣所の段差の解消 など

 

子育て世帯・若者夫婦世帯では補助額は5万円から最大で60万円まで出ます。その他の世帯では補助額は5万円から最大で30万円までになります。また、この補助金には予算の上限があるため、予算の上限に達すると予告なく交付申請が終了します。子育てエコホームの補助金制度を利用したい方は、早めに交付申請を行いましょう。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、省エネ性能などを有する住宅への改修工事に対して補助金を交付する支援制度です。補助額は1戸あたり100万円ですが、長期優良住宅(増改築)の認定を取得する場合は、200万円が上限です。

 

水回りリフォームでこの補助金を利用するためには、以下のような改修工事を行う必要があります。

 

  • ユニットバスへの取り替え
  • 高断熱浴槽の設置
  • 内窓や手すりの設置
  • 高効率給湯器(エコキュートなど)への取り替え
  • 節水トイレへの取り替え など

 

ただし、戸建住宅の場合、床面積が55m2以上・共同住宅の場合40m2以上あることが申請条件です。また、家の耐震基準が昭和56年6月以降に着工した新耐震基準の住宅でなければなりません。さらに、新築後10m2以上の増築をしていないことも申請条件に該当します。

 

2023年度はすでに申請が終了していますが、2024年度も継続するように予算が要求されています。

自治体の補助金・助成金制度

多くの自治体では水回りリフォームを支援する補助金制度や助成金制度が設けられています。例えば、西尾市では以下のような補助金制度があります。

 

  • 西尾市障害者日常生活用具給付事業
  • 西尾市三世代同居対応住宅支援事業助成金
  • 西尾市住宅用地球温暖化対策設備導入費助成金
  • 西尾市民間木造住宅耐震改修費等助成事業助成金

 

それぞれ上限や、助成対象となる工事は違うため、これら支援制度を利用する場合は、あらかじめ申請条件などを確認しておくようにしましょう。西尾市の詳しい補助金の情報や一覧については西尾市の公式ホームページをご覧ください。

 

水回りリフォームでの注意点

続いて、水回りリフォームでの注意点について見ていきましょう。

完全に壊れてしまう前にリフォームをすること

完全に水回り設備が壊れてしまうと、毎日の生活に支障が出てしまいます。完全に壊れてから慌ててリフォーム会社を探して工事すると、費用や設備などで納得のいくリフォームができない場合もあるでしょう。

 

水回りリフォームは数十万円かかる工事のため、施工業者や費用・設備をしっかりと吟味した上で選びたいですよね。完全に壊れてしまうと、吟味する時間も取れない可能性があります。希望の商品が欠品で、納品までに時間がかかるという事態が発生することもあるでしょう。

 

できるだけ余裕を持って水回りリフォームを進めるためにも、既存の水回りがまだ使える時にリフォーム工事を計画しましょう。水回りの耐用年数がどのくらいなのかを確認し、耐用年数より前には計画的にリフォームすることをおすすめします。

カタログだけで選ばずに実物を見て決める

水回りの商品を決める際には、カタログの写真や説明だけで設備を決めずに、ショールームで実物を見た上で製品を決めることをおすすめします。実際に触ってみたり、使い勝手を確認したりすることでイメージもしやすくなります。

デザインだけでなく使い勝手や掃除のしやすさも意識して選ぶ

リフォームをする際、デザインについつい目がいってしまうことがありますが、水回り設備を選ぶ際にはデザインだけでなく使い勝手や掃除のしやすさもしっかりと意識した上で選びましょう。水回りは毎日使うものなので、使い勝手や掃除のしやすさはとても重要です。

いくらデザインが気に入っていても、使いにくかったり、お手入れがしにくかったりすると、毎日使用するのがストレスになってしまいます。掃除がしやすい素材を選んでいるか、実際に使った時に使いにくくないかなどをしっかりと確認するようにしましょう。

見積もりは内容をしっかり確認する

見積もりの内容や費用の内訳をみることで、業者のサービスの質なども比べられます。「リフォーム工事一式」で金額を提示されると、どの作業にどのくらいの費用がかかるのか不透明です。また、どこまでの作業が含まれているのかわかりにくく、後から追加費用を請求されることもあります。

 

「施工費」や「材料費」など細かく内訳を書いている見積もりであれば、どの作業にどのくらいの金額がかかっているのかも明確になっているので、依頼する側も安心して工事を任せられますよね。見積もりの内容によって、業者の質や誠実さも確かめられるので、施工業者を決める判断材料にもなるのです。

家の構造によってはできないリフォームがあることを理解する

家の構造によっては、できないリフォームがあることは理解しておきましょう。

 

例えば、キッチンをカウンター式からアイランド型に変更するなど、水回り設備の場所を変更するリフォームをしたくてもできない場合があるのです。また、設置したい場所の壁を取っ払いたくても、構造上壁を取っ払うことができないということもあります。

 

依頼する業者に図面をみてもらったり、現場をみてもらってどのようなリフォームであればできるのか、できないリフォームはどんな内容なのかを提示してもらうことが大切です。

マンションでのリフォームの場合は必ず管理規約を確認すること

マンションのリフォームでは、必ず管理規約を確認した上でリフォーム計画を進める必要があります。ほとんどのマンションの場合、専有部分のリフォームは可能です。しかし、管理規約によってはできない工事もあるため、事前に管理組合に相談が必要なこともあります。

 

水回り設備の移動の場合、排水管に手を加えることができなかったりすることもあるため、しっかりと確認しておきましょう。

工事中に水回りが使えない場合の対処法を考えておく

当然ですが、水回りリフォームを行うと工事中はその設備を使うことができません。お風呂が使えない場合は銭湯に行ったり、キッチンが使えないなら外食などで済ませることができます。しかし、トイレが1日使えないと非常に困りますよね。1日でリフォームを終えるのであれば、コンビニやスーパーのトイレを貸してもらったり、数日かかるのであればホテルに滞在するなど、工事中の生活をあらかじめ考えておくようにしましょう。

水回りリフォームの時期

水回り設備は、大体15〜20年程度で寿命がきます。この時期になってくると、設備に不具合が出やすくなります。見た目では目立った傷などがなくても、構造部分に腐食が進んでいたり、劣化症状が現れていることもあるのです。水回り設備に関して、これから説明するような不具合が生じている場合、リフォームの検討が必要な時期であると認識しておきましょう。

キッチンに生じる不具合

キッチンの交換の目安は、15〜20年程度です。しかし、新築から10年程度経過すると、以下のような不具合が生じて使い勝手が悪くなってきます。

 

  • 蛇口から水がポタポタと漏れている
  • シンクの排水口が詰まって水が流れにくい
  • 生ごみ処理のディスポーザーが詰まったことで使えなくなった
  • 排水ホースから水漏れが生じている

 

これらの不具合は、給排水管やゴムパッキン、ディスポーザー本体の劣化が原因で生じるため、部品交換やシステムキッチンの丸ごと交換などのリフォームが必要になってきます。他にも、換気扇や食洗機・IHクッキングヒーターやガスコンロ・レンジフードに不具合も生じやすくなるため、完全に壊れてしまう前にリフォームをする事をおすすめします。

お風呂に生じる不具合

お風呂も大体10〜20年程度で交換時期になります。在来浴室の場合、タイル張りの壁や床に目地の汚れやひび割れが生じることがあります。ひび割れを放置すると、建物の構造体にまで水が浸入し、柱などの構造躯体を腐らせてしまう恐れがあるため、ひび割れがある場合は早急にリフォーム計画を進めましょう。また、以下のような不具合が生じ出したら、部品の交換やリフォームを検討してください。

 

  • シャワーヘッドや蛇口から水漏れしている
  • 浴槽や洗い場の排水口からうまく排水できない
  • 水やお湯が出てこなくなった
  • カビやサビや目立ちだした
  • 排水口のぬめり、つまり、臭いが気になる

 

排水口のつまりは、ゴミや髪の毛を取り除くことで解決することもあります。

また、お湯が出なくなる不具合は、温度調整部品を交換することで解決する場合もあるようです。このように、不具合の内容によっては浴室の全面リフォームをしなくても解決できる場合もあるので、業者に確認してもらったり自分で掃除をしてリフォームが必要かどうかを判断しましょう。

洗面所に生じる不具合

洗面所も大体10〜20年程度が耐用年数で、この時期にリフォームが必要になってきます。水栓や配管が傷んで水が漏れ出てきたり、手洗いボウルがひび割れてしまうなどの不具合が出てきたら交換の時期です。他にも蛇口から水が出にくかったり、排水口が詰まっていたりといった不具合がある場合も、リフォームを検討すると良いでしょう。

 

また、新築の頃から家族が増えて洗面所の収納が手狭になったなど、生活していく上で不便に感じてきた時もリフォームを検討する時期です。

トイレに生じる不具合

トイレが使えなくなると生活に大きな支障が出ます。完全に壊れてしまう前にリフォームを検討しましょう。トイレの耐用年数も大体10〜20年程度なので、その時期には不具合も生じやすくなることは頭に入れておいてください。例えば、以下のような不具合が発生することがあります。

 

  • トイレが詰まって流れなくなった
  • 水が流れっぱなしになって止まらなくなった
  • 便器やタンクから水漏れしている
  • レバーが戻らなくなった
  • 便器がひび割れした
  • 黄ばみや悪臭が残っている

 

上記のような不具合が生じたら、部品交換やトイレ本体のリフォームを計画しましょう。

西尾市の水回りリフォームの事例

ここからは、こもれびデザインホームで施工した西尾市での水回りリフォームの実績をみていきましょう。

キッチンリフォーム

まずはこもれびデザインホームのキッチンリフォームでの施工事例を見ていきましょう。こもれびデザインホームでは、多くのお客様のキッチンのお悩みを解決しています。どんな施工を行ってきたのか、事例を解説していきます。

水まわりをまるっとリフォーム!快適な住空間へ

https://www.komorebi-dh.jp/works/842.html

before after

・エリア:西尾市

・金額:5,100,000円

 

こちらの家では、キッチン・LDK・お風呂・トイレ・洗面所のリフォームを行っています。

以前はキッチンと冷蔵庫や電子レンジ、食器棚の位置が遠くて家事動線が非常に不便なレイアウトとなっていました。大きな引き違い窓があり、冷蔵庫や食器棚を置く場所が制限されていたため、このようなレイアウトになってたようです。

 

また、キッチンとダイニングも距離があったため、配膳や食器の後片付けも大変でした。

この問題を解決するために、システムキッチンに交換し、キッチンの位置も変更する工事を行いました。リビングとの間仕切り壁も一部撤去し、広々としたLDKとして使えるようにリフォーム工事を行っています。

 

冷蔵庫とシステムキッチンが隣同士になり、キッチンの背面にダイニングテーブルと食器棚を置くことで家事動線の不便さも解決しています。壁紙も一部を花柄のアクセント壁にすることで、明るく華やかなLDKになっていますね。

 

メンテナンスもラクラク!おしゃれな仕上がりに

https://www.komorebi-dh.jp/works/836.html

before after

・エリア:西尾市

・金額:2,750,000円

 

こちらの家ではキッチンを含むLDKの全面リフォームを行いました。施工前は、壁付のキッチンにカウンターがあり、カウンターの上には電子レンジやトースターをおいていました。

キッチンからダイニングテーブルまでの距離があったため、配膳で何度もキッチンとダイニングを往復しなければならず、家事の負担も大きいです。

 

また、家電製品などが丸見えになって置かれているため、パッとみた時に散らかった印象も感じられました。天井から吊るされたペンダントライトは、ダイニングテーブルの位置とずれているため、照明としての使い勝手が良くなく、LDK全体も薄暗い印象があります。

 

今回のLDKリフォームでは、キッチンをカウンター式に交換しています。キッチンの背面に収納を設け、3枚引き戸で家電製品や食器を全て隠せるようにしました。急な来客があっても、扉を閉めることですっきりと片付いている印象になります。

 

またキッチンの横に広いカウンターテーブルを造作することで、配膳や片付けの不便さを解決しました。薄暗い印象のあったLDKですが、ダウンライトやペンダントライト、スポットライトなどを使い分けることで明るい空間になっていますね。キッチンスペースは清潔感が感じられる白い壁とブルーグレーのキッチンでコーディネートされています。対して、リビング・ダイニング側は木目とネイビーのアクセント壁でナチュラルモダンな雰囲気になっており、非常におしゃれですね。

作業スペース広々!キッチン取替工事

https://www.komorebi-dh.jp/works/798.html

before after

・エリア:西尾市

・金額:1,980,000円

 

約4mある特注サイズの大きなキッチンで、作業スペースが広く取れるので作業効率がグッとアップしました。収納は昇降式になっているので、よく使う調味料を置いてサッと取り出せてとても便利です。食洗機も音が静かな最新式を導入しました。

お風呂リフォーム

続いて、お風呂のリフォームの施工事例です。お風呂のリフォームでも、予算や要望に応じて多種多様なプランが用意されています。

古くなった社員寮の一室を快適にリフォーム

https://www.komorebi-dh.jp/works/848.html

before after

・エリア:西尾市

・金額:2,200,000

 

こちらは社員寮のリフォームです。浴室リフォームだけでなく、トイレや洗面所のリフォームと居室の内装リフォームも行っています。施工前は浴室とトイレが同じ空間にあるタイプでしたが、これをそれぞれ別空間にすることで使い勝手が良くなりました。

 

浴室はシャワーユニットのみですが、大理石柄の壁パネルを採用しホテルライクな空間にすることで高級感が感じられる空間となっています。洗面化粧台は、鏡裏にも収納スペースがあるので基礎化粧品やドライヤーなど、洗面所で使う小物類を全て収納が可能です。アクセント壁に六角形のデザインが採用されており、奥行きが感じられるおしゃれな洗面脱衣室になっているのではないでしょうか。

 

トイレにもちょっとした造作棚が取り付けられており、ここにトイレットペーパーを置いたり、観葉植物やちょっとした雑貨を飾ることができます。居室も明るいフローリングを貼っておしゃれな空間に生まれ変わりました。

お手入れラクラク温かみのある浴室・洗面脱衣室にリフォーム!

https://www.komorebi-dh.jp/works/802.html

before after

・エリア:西尾市

・金額:1,880,000円

 

以前はタイル張りの在来浴室でしたが、目地の汚れや浴槽の黄ばみが気になり始めたためユニットバスへのリフォーム工事を行うことになりました。タイルの床や壁はひんやりと冷たくて寒いですが、ユニットバスに変えることで柔らかくてひんやりしない床で快適さが増しました。

 

自動洗浄機能を搭載したことで、毎日の掃除も楽になり家事の負担が減っています。自動洗浄機能では、ボタンを押すだけで入浴後の浴槽や床の除菌をしてくれるので、カビなども発生しにくくなるでしょう。壁には赤のアクセントパネルが使われ、床は濃いブラウンが組み合わされており、浴槽がシックで高級感のあるデザインになっています。

 

また、こちらの家は浴室と一緒に洗面所のリフォームも行いました。リフォーム以前は化粧品などが所狭しと並べられており、明らかに収納が足りていませんでした。また、洗面化粧台の台下収納の扉も歪んでおり、外れかけています。新しくなった洗面化粧台には、鏡裏と洗面ボウル下に大容量の収納スペースがあるため、化粧品やドライヤーなど洗面所で使用する小物を全て収納できます。洗面所の引き出しパネルは濃いブラウンを採用し、壁は白木の木目調、床はスモーキーカラーのタイル調の床が採用されておしゃれな空間に生まれ変わりました。

洗面所リフォーム

こもれびデザインホームでは、洗面所のリフォームも行っています。大手メーカーの設備から要望や予算に合ったプランを選べるだけでなく、お客様のご要望に合わせておしゃれにカスタマイズすることも可能です。

水まわりをまるっとリフォーム!快適な住空間へ

https://www.komorebi-dh.jp/works/842.html

before after
なし

・エリア:西尾市

・金額:5,100,000円

 

キッチンリフォームでも紹介したこちらの家では、洗面所のリフォームも行っています。

3面鏡の裏と洗面ボウル下に収納スペースがあるので、洗面所で使う小物類の収納が可能です。見えない部分に小物を全て収納することで、洗面所がすっきりと片付いた印象になっています。床と壁は白で揃えて、天井を薄い水色にすることで清潔感が感じられる空間になっているのではないでしょうか。洗面化粧台の色を隣に設置した収納棚と揃えて白にしてシンプルにコーディネートされています。

トイレリフォーム

トイレのリフォームも承っております。大手メーカーの便利な機能が搭載されたトイレなど、お客様の要望・予算にあわせて多種多様なプランから選べます。トイレリフォームの施工事例をみていきましょう。

トイレリフォーム(改修費助成金制度利用)

https://www.komorebi-dh.jp/works/966.html

before after

・エリア:西尾市

・金額:380,000円

施工前のトイレは、劣化により床がふかふかに沈んでしまうという問題が発生していました。また、トイレの出入り口には10cmの段差があり、お客様のお母様がつまづいて転倒するという事故も発生しています。今後もお母様が使いやすいように、段差を無くしたバリアフリーなトイレにリフォームすることになりました。

 

劣化が進んでいた壁や床を補強し、壁紙も一新して新しく生まれ変わっています。トイレも新しく交換し、扉があった箇所には新しく造作棚を取り付けておしゃれに仕上げています。今後お母様が安心してトイレを利用できるように手すりも設置しました。手すりの設置やトイレ入り口の段差解消は、介護保険の改修費助成金制度の利用が可能です。

 

助成金制度を利用することで、リフォーム工事でかかる費用の負担を解消できます。バリアフリー化のリフォームを検討している方は、介護保険の改修費助成金制度の利用も検討しましょう。

収納一体型トイレにリフォーム

https://www.komorebi-dh.jp/works/794.html

before after

・エリア:西尾市

・金額:440,000円

 

以前は収納とトイレが別々に設置されていたトイレですが、収納スペースもあまり多くなく、他の場所にトイレットペーパーや掃除道具を収納していました。今回のリフォームで、収納一体型のトイレに交換することで、トイレで使用する小物類を全て収納することができるようになっています。

 

トイレ収納はトイレの後ろに設置されており、収納している小物が見えない状態になっているため、すっきりと片付いた印象になっていますね。また、タンクレス風トイレにしたため、手洗いカウンターを別で設置しています。トイレの後ろの棚やカウンター部分にはちょっとした飾りも置けるので、おしゃれなトイレ空間にコーディネートも可能です。アクセント壁に薄い赤紫色が使われており、床は明るい木目のクッションフロアが組み合わさっており、ナチュラルモダンな雰囲気がとてもおしゃれです。

トイレを明るくリフォーム

https://www.komorebi-dh.jp/works/791.html

before after

・エリア:西尾市

・金額:5,100,000円

 

キッチンリフォーム・洗面所リフォームでご紹介したこちらの物件は、トイレのリフォームも行っています。暗くて狭いトイレ空間で、足元も見えづらくて転倒の危険がありました。床はタイル張りになっていたので、目地部分の掃除が大変でした。

 

施工後には、床をクッションフロアに張り替えることで掃除がしやすくなっています。トイレを新しいものに交換し、壁紙は白を基調としています。窓の大きさは変わっていませんが、明るい色の壁紙とクッションフロアの効果で一気に明るいトイレ空間へと生まれ変わりました。将来のことも考えて手すりも設置しています。アクセントの花柄の壁紙がとても印象的です。

こもれびデザインホームの水回りリフォームのこだわり

こもれびデザインホームでは、お客様と同じ目線で考え、わかりやすい言葉で丁寧にリフォームのご案内をさせてもらっています。また、実際の完成イメージをわかりやすくご案内できるように図面やVRを駆使して、お客様にとって理想のリフォームができるようにサポートをしています。

 

そして、リフォーム計画の際には、良いことばかりを説明しません。デザインや仕様に関してのデメリット部分も必ずお客様に正直に説明した上で、納得のいく選択をしてもらうように心がけています。メリット・デメリットを説明した上で、どのような仕様や設備・デザインがお客様にとって理想なのか、優先順位を立てられるように導くサポートをしているのです。

 

想像以上の仕上がりになるようにリフォームの提案を行っている点も、こもれびデザインホームが選ばれている理由の1つです。ただ修理するだけでなく、暮らしが以前よりも快適になった!便利になった!と思ってもらえるようなリフォームを行っています。お客様のご要望などを聞く中で、お客様の生活にも目を向けることでよりおしゃれな家のご提案をしているのです。リフォームをしただけなのに、新しい家に生まれ変わったような感動の提供をしているのです。

 

商品は大手メーカーをはじめ、様々なメーカーを取り扱っており、豊富なラインナップからお客様のご希望にあった製品を選ぶことが可能です。多種多様なメーカーやデザイン、仕様が異なる商品を提案しています。また、長くリフォーム事業に携わっているため、長年の経験や知識を元に様々な角度からご提案を行っています。

 

リフォームが終わってからのアフターフォローもしっかりと行い、お客様との信頼関係を築いています。「またこもれびデザインホームにお願いしたい・聞いてみよう」と思ってもらえるように、早急な対応を心がけているのです。住みやすい空間作りと家族の幸せを守るサポーターとして、こもれびデザインホームはお客様との誠実なお付き合いを続けています。

まとめ

西尾市で水回りリフォームをする場合の費用相場や、注意点、水回りリフォームの時期について解説しました。こもれびデザインホームは、西尾市だけでなく碧南市・岡崎市・安城市でリフォームを行っている地域密着型のリフォーム施工業者です。とてもアットホームなリフォーム会社なので、リフォームに関して気になることがあれば、お気軽にご相談いただけたらすぐに対応いたします。無料で相談や見積もりもお任せください。これまでに解説したことも参考に、水回りリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。