2024年【子育てエコホーム支援事業】のリフォーム補助金を解説

【子育てエコホーム支援事業】とは？

国が掲げる2050年のカーボンニュートラルの実現を図るため、エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯による省エネ投資の下支えを行う事業です。

リフォーム工事の補助対象と補助額

子育て世帯・若者夫婦世帯だけでなく、リフォーム工事をする全世帯が補助対象となります。

ただし、補助額は世帯の属性によって1戸当たりの上限が異なります。

※1 売買契約額が100万円（税込）以上であることとします。

※2 令和5年11月2日（令和5年度経済対策閣議決定日）以降に売買契約を締結したものに限ります。

※3 自ら居住することを目的に購入する住宅について、売買契約締結から3ヶ月以内にリフォームの請負契約を締結する場合に限ります。

※4 自ら居住する住宅でリフォーム工事を行う場合に限ります。

※5 法人、組合管理を含みます。

対象となるリフォーム工事の内容と補助額

全部で8種類のリフォーム工事が補助対象となり、工事の内容に応じて補助額が定められています。

そのうちの3種類が必須工事で、残りの5種類が任意工事となります。

任意工事は3種類の必須工事のいずれかと同時に行う場合のみ補助対象です。

また、申請する補助額の合計が5万円未満の場合は補助の対象になりません。

必須工事（3種類）

①開口部の断熱改修

②外壁、屋根、天井又は床の断熱改修

③エコ住宅設備の設置

※「①開口部の断熱改修」は、断熱性能や面積によって補助額が異なります。

※「②外壁、屋根、天井又は床の断熱改修」は、断熱性能や断熱材の最低使用量などによって補助額が異なります。

任意工事（5種類）

④子育て対応改修

⑤防災性向上改修

⑥バリアフリー改修

⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置

⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

※「キッチンセットの交換を伴う対面化改修」で補助金が交付される場合、「家事負担軽減に資する住宅設備の設置」内の「掃除しやすいレンジフード」または「ビルトイン自動調理対応コンロ」について補助を受けることはできません。

※「防犯性の向上に資する開口部の改修」と「生活騒音への配慮に資する開口部の改修」は面積によって補助額が異なります。

※「⑤防災性向上改修」は、面積によって補助額が異なります。

【子育てエコホーム支援事業】の申請方法

補助金の申請手続きや受取と補助対象者への還元は、「住宅省エネ支援事業者」登録をした事業者が行います。

リフォーム補助を受ける場合は「住宅省エネ支援事業者」と工事着工の前に、工事請負契約を締結したリフォーム工事が対象となります。

消費者自身が直接申請することはできませんのでご注意ください。

【子育てエコホーム支援事業】の申請期間

子育てエコホーム支援事業の交付申請期間は、2024年3月29日から予算上限に達するまで（遅くとも2024年12月31日まで）となります。

2023年に行われた補助金制度『こどもエコすまい支援事業』では、2023年3月31日に交付申請の受付が開始され、2023年9月28には交付受付が終了しています。

みなさんのリフォームへの関心が高いため、早めの申請をおすすめします。

まとめ

今回は『住宅省エネ2024キャンペーン』の中から『子育てエコホーム支援事業』について、対象となるリフォーム工事の内容と補助額について解説しました。

補助金を賢く活用して、お得に快適なリフォームをしましょう。

本記事では紹介しきれなかった内容もあります。

詳細は、子育てエコホーム支援事業の公式ホームページよりご確認ください。

『子育てエコホーム支援事業』の対象となるリフォーム工事と申請は「住宅省エネ支援事業者」の登録をした事業者が行います。

こもれびデザインホームは「住宅省エネ支援事業者」ですので、工事から申請まで安心してお任せください！

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